平成29年1月21日(土)
今回の会場はリハビリテーション天草病院の研究棟にて初めて行いました。テーマは「下膳」についてリハビリテーション天草病院 作業療法士 金田祐美先生、リハビリテーション天草病院 作業療法士 本島賢明先生にプレゼンテーションを行いました。
下膳についての活動のコアを中心として、活動と運動、姿勢の関連をわかりやすく解説頂きました。
本島先生には、実際に下膳を行う中での対象をどう捉えて活動を行い、治療に繋げるかのエッセンスを実技を含め行なって頂きました。
金田先生には、視覚と姿勢の繋がりについて、実際のクライエントの動画を踏まえ解説をして頂き、治療への応用方法を実技を含め行なって頂きました。
実技は、2人に1人のアシスタントが付き、開催されました。実際に実技を行い、皆さん真剣に取り組み動作の変化を感じる事が出来たのではないしょうか?
次回は3月25日(土) 18:30〜埼玉セントラル病院9階リハビリ室にて開催予定です。内容は四国活動分析研究大会『立ち上がり』について埼玉セントラル病院PT渡辺先生と川越リハビリテーション病院OT松本先生にご講義頂きます。皆さんのご参加をお待ちしてます。
平成28年10月22日(土)
イムス三芳総合病院にて『食事』をテーマとした勉強会が開催されました。
埼玉セントラル病院の三原先生からは食事における前腕の機能解剖と行為としての食事に関わる知覚要素について講義がありました。
イムス三芳総合病院の川下先生からは新聞紙を用いた知覚情報の入力により前腕の回内外コントロールに介入していく実技の提示がありました。
受講生同士の練習場面では、知覚情報に合わせた身体反応の変化の引き出し方について盛んなディスカッションが行われていました。
次回の勉強会は1月30日 リハビリテーション天草病院にて開催されます。応用歩行『下膳』をテーマに、お盆を持った中での移動と言う活動について考察を深めて行きたいと思います。
平成28年8月27日(土)
埼玉セントラル病院の滝沢理沙先生より、第28回本大会における実技演題『姿勢制御に影響される肩甲帯に介入する 玉垣努先生』の伝達を行いました。
片麻痺体験の中から見られる肩甲帯の代償的な過活動は片麻痺患者の定型的パターンに共通している部分があり、肩甲帯に変化を与えていく事で、上肢機能だけでなく姿勢制御にも変化が現れるのか?
実験的な実技としてscapular settingを行いました。
次回の勉強会は10月22日(土)18:30から、イムス三芳総合病院にて食事をテーマに勉強会を開催します。お誘い合わせの上、ご参加ください。
平成28年6月25日(土)
今回はイムス三芳総合病院の川下勇太朗先生から「調理」をテーマに講義と菜箸を使った卵ときの実技のプレゼゼンテーションを行いました。
調理とはどのような活動か、物品や道具使用における情報処理の仕方についての講義の後、菜箸についてディスカッションを交えながら考えを深めていきました。
ディスカッションでは、菜箸と箸の違いは何かを使用場面・動作・知覚の面からの話し合いが行われ、アクティブタッチ・ダイナミックタッチや手と目の協調について講義の中で再度確認していきました。
実技では、非利き手での卵ときの中で自分の体の使い方の変化や感じ方の違いを自覚し、利き手との効率性の違いを体験して頂きました。その後、代償動作に対して卵とき課題の段階付けを考えながら、代償動作をどうコントロールしていくかを確認しました。黄身を割らずに卵を移動させる、黄身と白身を分ける...固まっていた手関節がいつの間にか柔らかくしなやかに(^^♪
次回は8月27日(土)18:30〜、埼玉セントラル病院にて第28回活動分析研究大会の実技演題の伝達を行う予定です。テーマは「上肢機能 肩甲帯」について埼玉セントラル病院の滝沢理沙先生、三原拓先生にご講義頂きます。皆さんのご参加をお待ちしております。
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