令和元年10月6日
2019月9月21日、今年度初めての埼玉活動分析勉強会をリハビリテーション天草病院で開催させて頂きました。
テーマは「起居動作」
講義:渡辺慎也先生(埼玉セントラル病院)
実技:三原拓先生(リハビリテーション天草病院)
講義では起居動作の構成要素を実際のビデオケースに当てはめて説明してくれました。また、皮膚に着目し、皮膚と体軸内回旋の関係性を症例に当てはめながら説明してくださいました。
実技では始めに、ビデオケースの臨床像を受講者の身体を借りながら整理していきました。ケースの方に起こっている現象をしっかりイメージしながら、「寝返り-皮膚-支持面」をキーワードに受講者の方々が実技練習にのめり込めたと思います。
今回、15名の方に参加して頂きました!終わった後に「次はいつあるんですか?」と多くの方に尋ねて頂き、大変ありがたかったです。
令和2年2月2日
2020年2月2日、埼玉活動分析勉強会一日研修会を行いました。今回も医学アカデミーさんの会場をお借りして、「生活期の活動分析」をテーマに午前午後と講義を交えての実技練習を行いました。
午前はふじみ野ベテラン館三浦先生から老人保健施設の機能とリハビリスタッフの役割を講義していただきました。実技面では皮膚の張り、腹斜筋や腹横筋の状態を評価し、起き上がり動作への影響と治療方法を講義していただきました。
特に片麻痺がある患者さんでは平面からの起き上がりは難しく、力任せに行ってしまう場面もよく見られます。今回の実技では起き上がり動作をどのようにしたら効率的に行うことができ、楽に起き上がってもらえるかを一緒に考えました。
午後は在宅リハビリテーションセンター草加の三瓶先生から実際の訪問診療経験を交えて、背臥位姿勢の特徴、内的安定性とはについて講義していただきました。中枢神経系疾患の重症患者さんは、どのような情報が入力されることで筋緊張が変化し、面に適応したリラックスできる背臥位を獲得できるかを実際に体験してみました。
実技練習後は臨床場面での応用方法を実際の治療動画を使って解説していただきました。
筋緊張が落ち着いてリラックスできることで療養生活が楽になるだけでなく、褥瘡や拘縮の予防にもなることを学ぶことができました。
今回はお忙しい中のご参加、ありがとうございました。今年は冬頃に栃木活動分析研究会との合同講習会、来年の一日研修会と今後も研修会を企画しています。
詳細は決定次第、随時アップロードしていくので、ぜひご参加ください。では、次回の研修会でお会いできることを楽しみにしています!
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